社員がスムーズに働けるよう、IT環境を整える部署です。 Salesforceの運用や、社用PC・スマートフォンの管理、システムに関する問い合わせ対応などを担当。トラブル時には迅速な対応で業務の停滞を防ぎます。さらに、業務効率を高めるためのシステム改善にも積極的に取り組んでいます。
情報システム係は、「社内ITの何でも屋さん」。具体的には、顧客管理や営業活動に使うSalesforceの保守運用、社員に貸与するパソコンやスマホの準備・初期設定、故障やトラブルの対応など、ITまわり全般を担っています。
新入社員が入れば機器を貸し出す準備をし、退職者が出れば返却や初期化を行うといった、一連のサイクル管理も大切な仕事です。こうした業務がスムーズに回ることで、現場が安心して働ける環境が整います。
一方で、問い合わせ対応は常に“今すぐ何とかしてほしい”案件が多め。「操作方法がわからない」「突然エラー画面が出た」など、バラエティ豊かな相談が飛び込んできます。うまくいかないときは調べたり、ミーティングを開いたりして解決策を見つけるのも仕事のうち。まさに社内の“ITなんでも相談室”として頼りにされる存在です。
Salesforceに新しい機能を追加したり、設定をちょっと変えたりするだけで、営業チームの作業時間がぐっと減ることもあります。最初は「こんなの使うの?」と言われていた機能が、後から「めちゃくちゃ便利!」と喜ばれたりすることもあるとか。ちょっとした工夫が大きな成果につながるところが、この部署の面白さの一つです。
不動産業界では営業のイメージが強いかもしれませんが、情報システム係の仕事は営業・総務・経理などあらゆる部署に関わります。トラブル対応で全社員と接点ができるので、会社の雰囲気や人間関係も自然に広がっていくのだとか。“裏方”だけど、実は会社の真ん中でサポートしている──それが情報システム係の魅力です。
「まずはメールや問い合わせをチェック。今日のタスクを整理してスタート!」
「外部からの連絡や昨日の残タスクを再確認。抜け漏れがないようしっかり確認します。」
「IT機器の手配と管理を担当。安心して使ってもらうために重要な作業です。」
「タイミングは自由。業務や状況に合わせて上手にリフレッシュ!」
「社内からの『もっとこうしたい』という声を聞きながら、業務がより効率的になるよう改善を話し合います。」
「日々の“使いにくい”を見逃さず、より便利に・使いやすくなるようにシステム面からサポートしています。」
「上長や外部コンサルの方も交えて、業務報告や今後の方針を決定。大事な意見交換の時間です。」
「一日のまとめ&翌日の準備をして退社。システムがスムーズに回るよう、裏方でしっかり支えています!」
情報システム係の仕事は、一見地味に見えるかもしれません。しかし、現場の人から「助かったよ」「こういう機能が欲しかったんだよね」と言われる瞬間に、大きなやりがいを感じるそうです。システムが使いやすくなるだけで、営業の人たちがもっとお客様と向き合う時間を増やせたり、業務が効率化したりと、会社全体を支える実感が得られます。
問い合わせの中には、原因不明のエラーや初めて見る不具合も少なくありません。マニュアルに答えが載ってないこともしょっちゅう。「こういうときはどうするんだろう?」と調べまわるうちに、まるで謎解きをしているような楽しさを味わえるといいます。試行錯誤して問題をクリアすると、同じトラブルが起きたときにスッと対応できるようになるのも成長の証です。
情報システム係のメンバーは、Salesforceに強い人、PCセッティングが得意な人などそれぞれ得意分野が違います。困ったときはお互いに助け合って解決するのが当たり前。「一人では無理だったけど、みんなで知恵を出し合って乗り切れた」ときの達成感は、一層大きいものだといいます。
「IT知識がないと厳しいのでは?」と構える人もいるかもしれませんが、大庭さんのように未経験で始めて、先輩のサポートを受けながら成長している社員もいます。資格取得に挑戦したり、トラブル解決の事例を共有し合ったり、仲間同士で教え合う風土が根付いているのが大きな特徴です。裏方ポジションだからこそ、「支えながら自分もぐんぐん成長できる」という魅力が詰まった部署と言えそうです。
「最初は営業職を目指してたんですよ」と笑うのは、2024年入社の大庭さん。就職説明会でアンサー倶楽部のブースに足を運び、不動産業界が想像以上に幅広いことを知って興味を持ったそうです。「道路以外のあらゆる建物に関われる仕事」なんて言葉も印象的だったとか。
実際に入社してみると、希望していた営業ではなく総務課の情報システム係へ配属に。「え、私がIT担当!?」と驚いたそうですが、新しい世界に挑戦できるなら面白そうだと気持ちを切り替えたといいます。
大学ではITにちょっと触れていた程度で、Salesforceや社内システムの知識はほぼゼロだった大庭さん。「最初は画面の使い方すらチンプンカンプンでした」と振り返ります。それでも先輩たちが丁寧に教えてくれたり、「最初から完璧じゃなくていいよ」と声をかけてくれたことで、少しずつ慣れていけたのだとか。
また、他の新入社員より早く電話応対やPC・スマホ管理も担当することになり、最初はバタバタだったそうですが、チームがいつもフォローしてくれたのが心強かったといいます。
情報システム係のメイン業務は、Salesforceの保守運用やパソコン・スマホの貸し出し準備、そして社内からの問い合わせ対応。「画面が開かない」「設定がわからない」といった悩みに向き合い、問題を解消できたときの「ありがとう」が何よりもうれしいそうです。「営業さんから『助かったよ!』って言ってもらえると、自分の仕事がちゃんと役立ってるんだって実感します」と、笑顔で語ってくれました。
不動産の営業を支えるSalesforceは、導入当初から情報システム係も手探りで運用していたもの。だからこそ、これをもっと使いやすくしようと部署全体で資格取得に挑戦中だとか。「未経験なりに学んできたからこそ、資格という形でスキルを証明したいんです。チームで勉強会もやっていて、みんなで一緒にステップアップするのが楽しいですね」と、頼もしい表情を見せてくれました。