営業活動を多方面から支える、いわば“縁の下の力持ち”です。 SNSによる情報発信、問い合わせ対応、採用イベントの企画・運営、物件撮影や動画編集など、幅広い分野で営業をサポート。チームでアイデアを出し合いながら、会社の魅力を内外に伝えています。
営業推進係のいちばんの特徴は、ウェブ関連から紙のDM発送、イベント企画に至るまで幅広く手がけていることです。具体的には、コーポレートサイトや賃貸・売買サイトなどの各種ホームページの運営をはじめ、SNS広告の配信管理、DM(ダイレクトメール)の内容やスケジュール作成、さらにはオーナー向け感謝祭などのイベント企画にまで携わります。「いつ、どんなタイミングで発信すれば効果的か」を社内の営業チームや外部の制作会社と相談しながら、会社全体の集客とブランドイメージをコントロールしていくのが営業推進係の仕事です。
不動産業界というと、紙文化が根強いイメージがあるかもしれません。契約書や申し込み用紙を現地で手書きするケースもまだ多いのが現状です。そこで営業推進係は、オンラインフォーム化やLINEによる手続き案内など、紙のやり取りをウェブ化して効率を高める仕組みを構築しています。たとえば売買の申し込み書をウェブ上で入力してもらい、データを自動で吐き出してお客様にすぐ渡せるようにするなど、「時間短縮」「郵送コストの削減」「ミス軽減」につながるアイデアが日々生まれています。
「うちは130名ほど社員がいます。全員と会う機会を作るのは大変ですが、なるべくみんなの顔を把握するようにしています。評価制度のフォローとして、賞与のタイミングで常務が社員と面談するときには私も同席して、必要があれば補足説明をしています。」
人事は、会社の規模が大きくなるほどスピーディな対応が必要になってきます。社員の声に耳を傾け、評価や労務管理を円滑に進めるのは、人事の大切な役割です。
営業推進係は“裏方”のようでいて、実は社内外の多くの人とやり取りをします。新しい広告を打ちたいときは外部の制作会社と打ち合わせし、予算やターゲットなどの広告シミュレーションを作成。オーナー通信やイベントを企画するときは、管理課や営業企画課などとも情報交換しながら進めるのが当たり前。部署の垣根を越えたチームプレーが欠かせません。
こうした活動は、単なる事務仕事ではなく「会社の未来をどう作るか」を考える重要な役割でもあります。SNSの新しい使い方や業務フローの見直し、キャンペーン企画など、自分のアイデア次第で会社のブランド力やファンづくりに大きく貢献できるのが営業推進係の魅力。少数精鋭だからこそ、一人ひとりが大きな裁量と責任を持って動いているのが特徴です。
「電話でのお問い合わせに対応し、スムーズに次のステップへつなげます。最初の窓口としての役割が大切です!」
「物件に関するご要望や連絡事項を確認し、必要な情報を速やかに共有します。」
「お昼休みでしっかりエネルギーチャージ。午後からも元気に動きます!」
「魅力的な写真や動画を撮るために外出。物件の魅力をバッチリ引き出します。」
「案件ごとの進め方や問題点を整理。チームや他部署ともしっかり連携します。」
「物件情報やサイトの更新など、最新情報を常に反映。スピード感が大切!」
「SNSやチラシなど、お客様の目を引くクリエイティブを企画&制作。センスが光る時間です!」
「今日の成果をまとめて終業。やりがいを感じられる充実した一日でした!」
一見地味に見えるウェブ更新やDM発送ですが、実はお客様と最初にコンタクトを取るための重要な“入口”を作っているポジションでもあります。SNS広告で目を引いたり、DMで興味を喚起したりすることで「問い合わせしたい」という気持ちを後押ししているわけです。言い換えれば、裏方的な業務でありながら、お客様を一番最初に迎え入れる最前線の役割を担っているのです。
まだまだ紙の書類が多い不動産業界だからこそ、ちょっとしたDX化による効果は絶大です。たとえば「オンライン申込フォーム」を用意するだけで、お客様がスムーズに申し込みを済ませられ、コピーを取れないという不便も解消。こうした**“変化”を自分たちの手で生み出す**のは、何よりもやりがいに直結します。メンバー同士でアイデアを出し合い、問題を発見し、システムを形にしていく過程は、まるでプチベンチャー企業のようなワクワク感があります。
InstagramやLINEなどのSNS広告は、配信エリアや年齢層を細かく設定できる分、「このキャンペーンは若いファミリー層にウケるんじゃない?」といった発想がダイレクトに成果に結び付きます。実際に再生数やクリック数、契約数が伸びていくのを見ると、「自分たちのアイデアがお客様に届いた!」という感動もひとしお。常に新しいPR手法を試し、改善し、結果を出すというサイクルを楽しめるのも営業推進係の魅力です。
子育て中の社員が多いこともあり、時短勤務やリモートワークに柔軟に対応しているのも特徴。チャットで遅刻・早退を伝えたり、急にお子さんが体調を崩したときでもオンラインで打ち合わせに参加できたりと、プライベートと仕事を両立しやすい環境が整っています。「朝は早めに出社して夕方には上がる」など、メンバーそれぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるため、自由度が高く、モチベーションも保ちやすいです。
「お客様向けの業務だけでなく、研修やインターンシップ、内定者交流会の運営など、“採用関連”の仕事も担当しています」と語るのは、営業推進係の森さん。新卒2年目ながらも、管理部門のInstagram運用、賃貸物件のお問い合わせ対応やオーナー様への電話フォロー、物件の撮影、さらに学生向けイベントの企画運営など多岐にわたる業務をこなしています。
「最初は『なんでも屋さん』みたいで戸惑いもありましたが、今はそこが面白いですね。いろんな部署と情報交換しながら社内のつながりがどんどん広がっていく感覚があります」
こうした幅広い経験こそが、森さんがこの会社で働く醍醐味だと感じている大きな理由のひとつです。
就職活動中から「家」に関わる仕事を志望していた森さんは、不動産やインテリア業界を幅広く検討していました。そんな中、アンサー倶楽部の会社説明会で上場した日付が自身の誕生日と同じだと知り、運命を感じたのだとか。
加えて“LIMINI(リミニ)”という新しいコンセプトの物件を知り、「こんな住まいがあるんだ。住んでみたい!」という純粋な好奇心に背中を押されて入社を決意。「自分でも思いがけない縁を感じましたが、結果的にここを選んでよかったと思っています」と笑顔を見せてくれました。
「実は入社後のギャップはほとんどなく、むしろ周囲から『明るくなったね』と言われることが増えました」と話す森さん。先輩や上司たちが常に「盛り上げよう!」というエネルギーを発揮し、後輩でも積極的に発言できる雰囲気があるといいます。
「もともと自信がないほうでしたが、ここでは自然と『やってみよう』『話してみよう』という前向きな気持ちになれますね。」入社前のイメージを大きく裏切ることなく、それ以上にプラスの要素が多かったのが森さんにとって魅力的だったそうです。
採用関連で学生と関わるのはもちろん、「子どもフェスタ」などのイベントでは、小さなお子さんともふれあえる機会があります。一方で、70~80代のオーナー様へ電話で空室状況の確認を行うなど、年齢層も幅広いのも魅力の一つ。
「いろんな世代の方とお話しすることで、自分が知らなかった価値観に触れたり、新しい気づきを得たりできるんです。毎日が新鮮ですね」と森さん。多世代にわたる人々とのコミュニケーションは、不動産業界ならではの面白さであり、森さん自身の大きなやりがいにもつながっています。